［連載］婚外恋愛、それぞれのカタチ

#婚外恋愛それぞれのカタチ
#婚外恋愛のカタチ
#婚外のリアル
#ヒールメイト 体験談

2020年の日本家族計画協会の調査（※）によると、「浮気・不倫経験がある」と答えた男性は67.9％、女性が46.3％。2017年の調査結果、男性37.0％、女性24.4％から大きく増加している（同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めている）。

なぜ、彼（女）たちはパートナー以外と関係を持つのか。どう始まり、どう終わるのか。さまざまな背景を持つ「婚外恋愛の経験者」たちに、その実態を聞いていく。

今回は「夫と仲はいいけど婚外恋愛を始めた」という、会社員で一児の母・香織さん（39歳・女性）に話を聞いた。

きっかけは「今まで遊んでこなかったから」

香織さんが婚外恋愛に踏み出したのは、なんと結婚した直後だったそうだ。

「夫とは婚活イベントで出会って、3ヶ月で結婚しました。当時の私は31歳で、彼は7歳年上の38歳。堅い仕事をしていることもあり、誠実なところが親も安心するだろうと思ったんです。

仲はいいし、夜の関係もありました。でも、私は今まで遊んできてなかったから、急に“他の人と会ってみたい”って気持ちが出てきしまったんです」

そんな思いから手を出したのが、ある大手マッチングアプリだったという。

「そこには変な人しかいなかったです。特にひどかったのは、カフェでお手洗いに行った隙に、財布から現金を抜いてきた男性。帰ってから気づいて連絡を取ったけど、音信不通でした。

あとは体目的か、話が通じない人ばかり。2～3人くらい会ったけど、何も得られませんでした」

この経験があって、しばらく婚外恋愛は封印することになるが……。

既婚者専用マッチングアプリを「３つ登録」

年下の彼は「情緒不安定」

婚外を再開したのは、大手マッチングアプリの事件から4年後。子どもが5歳になった頃だったのだとか。

「子育てと家事に追われる毎日で、外とのつながりが希薄で、とにかく孤独でした。正直いって、男女どちらでもよかったです。ただ、誰かと話して、刺激が欲しかった」

そこで登録したのが、既婚者専用のマッチングアプリだったと話す。

「３つ試しましたが、どのアプリも条件は一緒。住んでいる場所が近いことと、年齢が年下か同年代にしました。

そこで年下の彼と親しくなったんですが、すごく情緒不安定な子でした。夫に嫉妬してきたり、ものすごい量のLINEが来たり……重すぎて、深い仲になりませんでした」

この経験から、条件を大きく見直したという。

「年齢を“年上”に変えてみました。10〜20人くらいと会って、2回目以降につながったのは2〜3人。その中に、実は有名人もいたんです」

有名人とマッチング

「たまたまマッチングしたのが、有名なスポーツ選手でした。テレビで見て知っていたので、驚きました。体の関係もありましたが、彼が忙しすぎて、すぐに終わりました」

そうした婚外での出会いを重ねる一方で、家庭内の性事情にも変化があったという。

「この頃から夫とはレスでした。彼は7歳年上で、もともと性欲があまり強くないタイプ。私のほうから“もっと夜の関係を持ちたい”と伝えたこともありますが、“無理”と返されてしまったんです」

昔から夫とはよく会話し、仕事の悩みも共有できる「親友のような関係」。しかし、香織さんは、その関係に限界を感じ始めていたと話す。

「仲がいいだけじゃ、夫婦は続かないと思うんです。やっぱり、“男心”と“女心”をお互いに尊重し合えないと難しいですよね」

そんな矢先、心も体も繋がれる相手と出会うことになる。

一緒にテレビを見て、ぼーっとできる人

「今の彼・Aさんとは、ヒールメイトでマッチングしました。当時の私は38歳で、彼は45歳。夫と同い年で、仕事も夫と同じ業種。

どこかで安心できる部分があったのでしょうね。月に2回くらい、土曜か平日に時間を合わせて会うようになりました」

Aさんは単身赴任歴が長く、彼の社宅でデートをすることもあったのだとか。

「テレビをつけて、ふたりでただぼーっとしていました。都心の喫茶店でお茶したあと、ホテルにお酒やご飯を持ち込んで食べながら、一緒にテレビを見たりしていました。何でもないひとときだけど、すごく心地よかったです」

Ａさんにとっても、婚外の出会いは初めてだったという。

「彼にも奥さんとお子さんはいましたが、全く帰省していないようでした。家族との会話は、LINEや電話のみ。彼も誰かとつながりたかったんじゃないかな。

デートは月に2回だけど、LINEは毎日していました。少しでも時間があれば連絡して、電話もしていました」

しかし、半年後、この関係は急に変わることになる。

「もう連絡を取らないし、別れたい」

「“単身赴任が終わることになった。もう連絡を取らないし、別れたい”。彼にそう切り出されました。お互いの気持ちが深くなりすぎて、関係に疲れていたんだと思います。

“距離をおかないと、自分の人生に戻れない”とも言われました。あのときの彼は、もう全部抱えきれなくなってたんだと思います」

それから2か月後。香織さんが「元気ですか？」とLINEで尋ねたところ、思いがけない返事が返ってきたそうだ。

「“実はまだ東京にいる”と返信がきて、再会することに。そして、また会うようになりました。会う頻度は２回と変わりませんが、メッセージのやり取りは最低限のみになりました。

でも、不思議とさみしくはないです。関係性が深くなって、メッセージに依存しない仲になれたんでしょうね」

そのメッセージについて、香織さんは「Ａさんは、当初からメッセージのやり取りが他の人と違って丁寧だった」と振り返る。

自然に好きでいられる距離感へ。
でも「いつかは一緒に暮らしたい」

「ちゃんと敬語だし、今でも敬語です。相手を尊重してくれているのが伝わるんですよ。私が少しメンヘラっぽくなっても、ちゃんと受け止めてくれます（笑）

ただメッセージをやり取りしたいというだけでも、女性は婚外恋愛のアプリを始めていいと思う。扉は開いているし、あとは一歩踏み出すかどうかだけです」

過ごし方は以前と同じように、テレビを見ながらまったりと過ごす。その中で、ふと考えることがあるそうだ。

「なんでこの時間が続かないんだろう？　って。最初は、婚外恋愛は結婚とは別枠だと考えていました。でも今は、いつかこの人と一緒に暮らしてみたいと思っています。本気の恋になっちゃいました。

今は、いろんな人に会いたいっていう気持ちはもうないです。むしろ、今の彼と安定して続けていけたいな」

きっかけは、女性として満たされたいという欲求だった。それが今は「共に生きたい」という静かな願いに変わりつつある。

－－刺激的ではないけれど、心も体もつながる関係。それが夫婦として終わった後の心を、静かに癒してくれるのかもしれない。

※出典：【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ
https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p12.pdf
（同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めているため注意）

＜取材・文／綾部まと＞

［PR］

ヒールメイト（Healmate）は、既婚者専用のマッチングアプリ/サイトです。

既婚者同士の友達づくりから、セカンドパートナーや婚外恋愛パートナーとの出会い探しまで、幅広い用途でご利用いただけます。「真面目で上質な出会い」「癒し合える関係」をコンセプトにしていますから、他のアプリ/サイトよりも真剣度の高いお相手を見つけることができるでしょう。

既婚者のコミュニティとしても機能しており、掲示板でお悩み相談や会員同士の交流ができます。また、イベントやオフ会も定期的に開催中。

会員は既婚者限定で、ニックネームでの登録です。プロフィール写真にはボカシがかけられ、個人情報の管理も徹底しています。また、運営スタッフが24時間365日サイト内を監視して安全管理を行っているため、安心してご利用いただけるでしょう。

女性のご利用は無料です。男性は登録まで無料、メッセージ等の利用には月額料金がかかります。

ぜひヒールメイト（Healmate）で「癒し」や「ときめき」を見つけてみませんか？

インターネット異性紹介事業届出済
受理番号(30220008-000)

ⒸHealmate magazine
本記事の著作権は、Healmate（ヒールメイト）を運営するレゾンデートル株式会社が保持しています。無断転載・引用は固くお断りさせていただきます。

Healmate-Magazine

既婚者専用マッチングアプリ「ヒールメイト（Healmate）」が運営するオウンドメディア「ヒールメイトマガジン（Healmate-Magazine）」の編集部です。