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結婚・夫婦関係

結婚・夫婦関係2

このサイトを訪れた方には、夫婦関係に悩みやモヤモヤした思いを持つ方が多いかもしれません。生まれも、育った環境も、価値観も違う者同士が、人生を共にし、家庭を作ることは、そもそもとても難しいことでしょう。

離婚

日本の離婚件数は、年間20万組になります。日本の夫婦数は約3000万組ですから、全夫婦の約6%が毎年離婚する計算になります。最も多い離婚の理由は「性格の不一致」です。

離婚件数は2002年の29万組をピークに減少傾向にありますが、また最近は上昇する気配を見せています。

離婚の裏には、さらに多くの仮面夫婦の存在が指摘されていますし、子どもの存在や経済的理由から離婚できない夫婦は多いことでしょう。

なお、マスコミなどでよく使われる「離婚率」は約25%。ただし、離婚率とは「その年に結婚したカップル」と「その年に離婚したカップル」を割ったもので、結婚した人がどれくらい離婚しているかをあらわすものではありません。

◎セックスレス

日本では、夫婦のセックスレスも深刻です。

セックスレスとは、簡単にいえば「カップルがセックスしなくなってしまったこと」を言いますが、一般的には次の日本性科学会の定義(1994年)がよく使われています。

特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交やセクシャル・コンタクトがいずれも1ヶ月以上なく、その後も長期に渡ることが予想される場合

セクシャル・コンタクトとは、性的な意味合いを持つキス、愛撫などが含まれます。

最も有名なものは。コンドームメーカーのジェックス株式会社が、母子保健活動を推進する日本家族計画協会に委託し、定期的に行っている大規模調査「ジェックス・ジャパンセックスサーベイ」の最新結果(2024年)では、なんと64.2%の夫婦がセックスレスであり、20年前から倍増していると報告されました。

このほか、Healmate(ヒールメイト)による調査では、完全にセックスレス状態と回答している既婚者の割合は43.9%で、「ややセックスレス」と回答した人を含めると68.2%という数字になっています(夫婦のセックスレスに関する実態調査 第1報)。

◎離婚以外の第三の選択肢は?

夫婦関係がおかしくなったとき、離婚するか、耐える以外に選択肢はないのでしょうか。

夫婦には、男女の関係以外にも、生活、育児、ケアといった様々な機能があります。男女関係が壊れた原因で夫婦の関係が悪化しているなら、他の機能はそのままにして男女関係だけを切り離せばよいと考える人が増えてきました。「婚外」や「セカンドパートナー」という言葉の流行もそのあらわれです。そのほか、オープンマリッジという言葉も徐々に広がりつつあります。

婚外恋愛既婚者が配偶者以外の既婚者と恋愛関係になること。互いの家庭を壊さない、介入しないなどのルールがある
セカンドパートナー(略称:セカパ)既婚者が配偶者(ファーストパートナー)とは別に持つプラトニックな婚外パートナーのこと。「友達以上、恋人関係」の関係だが、肉体関係なしの婚外恋愛も含む。
不倫既婚者が配偶者以外の異性と男女関係になること。相手は既婚者に限らず、既婚者同士の場合はW不倫とも呼ぶ
浮気既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つことをいい、不倫よりも軽い関係
オープンマリッジ別の相手との恋愛やセックスを制限しないパートナーの形。1970年代に欧米で生まれた考え方で、現在再び注目されている

価値観の多様化が進むなか、「ずーっと1人だけと男女関係を維持し続けるのは難しく、現在の結婚制度には無理がある」という考え方が広がりつつあるようです。

夫婦関係に悩みがあるなら、次の記事が参考になります。

<夫婦関係の改善>

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