婚外恋愛のリスク管理ってどうしてる?|服部あかねのオトナの溺愛塾#17
服部あかね ◎「婚外恋愛マスター」として同じ悩みを抱える既婚女性にカウンセリングを実施。 詳しい紹介は最後に。 ◎総フォロワー数:2,500 公式LINE 600、ラジオstandFM 1,200、アメブロ 400、Instagram 200 |
Lesson#17
婚外恋愛のリスク管理ってどうしてる?
既婚者同士の恋愛(婚外恋愛)で、お相手から溺愛される秘訣を教える「オトナの溺愛塾」、今回は17回目です☆
この連載は私がカウンセリング活動の中で実際に聞いてきた婚外恋愛中の女性のお声と、私自身が学んできた男性心理を元に書いております。
私はかなりの人数の方をカウンセリングしてきており、ラジオのメンバーシップのコミュニティも持っておりますので、「旦那さまにバレた」「奥さまに怪しまれてる」などのリアルな話をお聞きすることが多くあります。
そのなかから得た、私なりの「婚外恋愛リスク管理」についてお話をさせていただきますので、ぜひ参考になってください。
リスク管理は最優先事項
お互いにパートナーがいる状況で、パートナーとは別な異性と愛を育む婚外恋愛は「リスク管理に始まりリスク管理に終わる」といっても過言ではありません。
せっかく運命の出会いを果たせても、バレてしまえば会えなくなるどころか、関係の初期化を余儀なくされます。おまけに、慰謝料問題にまで発展すると、お相手にも迷惑がかかってきます。家庭崩壊どころか、仕事も追われかねません。
かといって、あまり怖がりすぎると、関係を深めることもできません。最大限の注意を払いつつも、お相手を大切に思い、あなたが願う「愛されて満たされる毎日」「癒される日々」を送って欲しいと思っています。
リスク管理に関しては、「敏感な人」「認識が緩い人」それぞれいらっしゃるとは思いますが、今回の記事を読んで、気持ちを新たに注意して欲しいと思います。
リスク管理はそれぞれの状況に合わせて
さて、一言で「リスク管理」といっても、方法は様々ですよね。
環境や状況が多岐にわたる婚外恋愛ですから、「それぐらいは大丈夫♪」だったり、逆に「え?そこまでやるの?」という場合もあります。
例えば、彼が単身赴任中とか、別居婚ならば、お部屋に彼女の髪の毛が落ちていたりしても、そんなに気にしなくていいですよね?
だけど、車でドライブデートの場合、特にその車を家族で共用しているなら、髪の毛の落し物はNGです。
LINEやメールに関しても、夫婦の寝室が一緒の場合は、夜はできなくなりますが、寝室が別な場合は、心置きなくラブラブLINEが送れますよね。
ですので、「リスク管理はこうしてください」と、一概には言えないのが現実です。
それぞれのカップルが、お互いの状況や環境を考慮して、話し合って決めていくものである。ということを最初にお話ししておきますね。
まずは「怪しまれないこと」が大切
一概に言えないとはいえ、やはり、一番バレる危険性が高いのが、スマートフォン。
秘密の宝庫ですよね。婚外恋愛していなくっても、見られたくないものだと思います。
通知はオフ、パスワードは分かりにくいものに設定、お相手の名前を同性のものに変更、メッセージは読んだらすぐに非表示か削除など、セキュリティをバリバリにかけていたとしても、あなたがスマホをいじっている時に、ふとパートナーがその画面をのぞき──(本来はマナー違反ですよね)、
「何やら、ハートがいっぱいあるけど?」
「なんだか、かわいいスタンプ並んでるけど?」
「そういえば最近、スマホをやる時間長くない?」
「トイレにまで持ち込んでるよね…」
「アヤシイ…」
という感じになってしまうと、もうバレたも同然になってしまいます。
そうなんです。パートナーに怪しまれたら最後なのです(特に女性のカンは怖い)。
一度でも疑われたら、あなたを「監視の目」で見るようになり、あらゆる方法でスマホのロックを外そうとするなどして、真相を確かめようとします。
お互いに干渉しない夫婦であったり、オープンマリッジの許可を得ている夫婦なら別ですが、粘着質気質のパートナーの場合、恐ろしいほどの監視でがんじがらめになる場合がありますので、まずは怪しまれないように、行動に気を付けてください。
ですので、念には念を入れて、家族がいる前で、お相手からのLINEやメッセージを開かないほうがいいです。これを平気でやってしまっている人は、すぐにやめてください。
ちなみに私の彼は、奥さまの前では、ほとんどスマホを手にしないそうです。
そもそも、家族で一緒にいる時に、スマホばかりいじっているのって、普通に感じ悪いですよね(笑)
家族と過ごす時間は、家族同士でのコミュニケーションを大切にするというのも、リスク管理の一環として大事ですよ^^
スマホを例に説明しましたが、あらゆる件について「怪しまれないこと」が重要なのです。
日々の生活すべてがリスク管理の一環
リスク管理においてはこのように、お相手とデートの時だけではなく、日常のあらゆる場面で「怪しまれないための工夫」もすることが大切です。
ある動画サイトで、「奥さんがこんな行動をしていたら、浮気を疑え」というような動画を一度見たことがあります。
そこには「化粧が濃くなる」「新しい下着を購入する」「洋服の趣味が変わる」などはメジャーなポイント以外にも、
・料理が手抜きになってくる
・家事を怠けるようになってくる
などがチェックポイントとして挙げられていました。
これ、婚外恋愛している女性は、わかりますよね?
女性は恋愛すると、恋愛が最優先事項となりますので、四六時中、彼のことを考えてしまい、そのメンタルの状態によっては、「家事に身が入らない」ということも、あると思います。
彼のことを、ず~っと考えてしまうのもわかります。だけどリスク管理の一環として、婚外恋愛で満たされているエネルギーを、ぜひ家族のためにも使っていきたいですね。
しばらく会えない連休中などは、家事をとことんやってみたり、お子さんに付き合って、思いっきりお出かけを楽しんだりしてみましょう。
これは男性も、「家族サービスを怠らない」という「リスク管理」をしていくことが大事になるのは同じですよね。ですので、女性側も、彼が家族とお出かけすることに、いちいちモヤモヤするのはやめましょうね。
そう、家族が元気で健康でいること。家族との関係が良好であること。それもすべて、あなたを守るためであり、二人の関係を続けていくためのものなのです。
バレる時ってどういう時?
何事も100%はない
とはいえ、私の経験から言うと、どんなにリスク管理を頑張ってもバレる時はバレます。そんなこと言っては、身もふたもないのですが(笑)
その一例として、お客さまから聞いた「あわや奥さまバレか?」という事案をご紹介しますね。
こちらのお客さまの彼は、奥さまと寝室が一緒です。なので、夜は彼女とLINEしないし、読んだメッセージは削除するなど、リスク管理は徹底していました。
ところがある夜、彼は、寝言で彼女の名前を呼んでしまったそうです(奥さまが具体的に何を聞いたのか言わないため、寝言の内容は不明)。
怪しんだ奥さまは、翌朝「スマホ見せて」と。
いつもなら、読んだメッセージはすぐに削除するのですが、その日に限って、疲れて寝落ちしてしまった彼。前日の彼女とのやり取りが、そのまま残っていたのです。
だけど、慌ててメッセージを消すほうが怪しまれると判断した彼は、スマホをそのまま奥さまに差し出しました…。
あわや修羅場かという雰囲気になりましたが、そのあとは彼の立ち回りの良さと誠意が功を奏し、お二人のお付き合いは無事に続いています。もちろん、ほとぼり冷めるまで会えない日々はありましたが。
彼女(私のお客さま)も、めちゃめちゃ怖かったそうですが、私やメンバー仲間がついていましたので、動揺する気持ちをなんとか数日かけて落ち着けていくことができました。彼をとことん信用して、下手に動かなかったことも大きいです。
ただ、ここで怪しまれてしまったことは事実なので、そのあとお付き合いを再開してからは、さらにリスク管理には気を付けるようになった、こちらのカップル。
とはいえ、やはり年齢的にも、うっかりしてしまうことは、あるみたいです^^
浮かれている時が一番危ない
例に挙げた、こちらのカップル以外にも「バレた」「怪しまれた」という事例をお聞きして、私が思うことは──
浮かれている時(相手に沼っている時)が、一番危ない
ということです。
婚外恋愛初心者さんは特に、久しぶりの恋愛で、気持ちが高ぶってしまいますよね。わかりますよ。
恋愛をすると、日常すべてのものが鮮やかに色づいて見えて(バラ色とはよく言ったものですよね)、「人を好きになるって、こんなに幸せだったっけ?♡」という浮かれっぷりになります(笑)
これ、まだお付き合いをしていないのに、サイトで「いいね」をもらって、メッセージのやり取りをしているだけでも、今まで味わったことがない「モテ感」が味わえたりして、浮かれてしまうこともありますね。スマホを開く回数も増えますので、怪しまれる度合いも増します。
男性は、メッセージのやり取りだけで、すでに付き合ってる気分になる人もいます(笑)
男性はもう、この時点から脳内お花畑期間が始まるわけです。
今までやったことのない頻度のLINEを打ちまくり、したことのない愛情表現をたくさんして、「この素敵な女性をゲットするんだ!」という狩猟本能が全開となります。
この時期は、怖いぐらい、彼女からのLINEに即レスする男性もいますね~。
こんな状況が続くと、さすがに旦那に関心がない奥さまも「なんか変だな」と気が付きます。
だから、脳内お花畑期間は、むしろ3か月ほどで終了したほうが良いのです。非常に危険な期間なので…。
ただでさえシングルタスクで不器用な男性ですから、彼女に夢中で視野が狭くなると、リスク管理に関してもワキが甘くなってしまうのです。
奥さまに怪しまれたらボロがボロボロ出てくることでしょう。
女性もお付き合いの初期は浮かれるし、LINEの頻度も高くなりがちです。
あからさまに様子がおかしくなるので(笑)、この付き合い初めの時期に「落ち着くこと」って、とても大切ですよ。
これからサイトで婚外恋愛を始めようとしている方は、心に留めておいてくださいね。
婚外恋愛では、気持ちを落ち着けることが大切
脳内お花畑期間を終了した男性が、ふと冷静になり、次に最優先事項にするのは「バレてはいけない」です。
連絡が減り、愛情表現が減り、会う頻度が減るのはそのためです。
女性側はがっかりするし不安にもなりますが、これはリスク管理上、致し方ないことでもあります。
とはいえ男性でもお花畑期間が終わったにも関わらず彼女への想いが高ぶり、熱量が増すときがあります。
そんな時の男性は、シングルタスクという特性ゆえに、本来優先しなければいけない家族の用事よりも彼女を優先させてしまったり(会いたい気持ちが抑えきれない)、ついつい家族がいるところで彼女からのLINEを開いてしまったり(待ちきれない)と、リスク管理がおろそかになりがち。。
ここが、危ないんです。
前述の「寝言事件」も、きっと彼の熱量の高さから、彼女のことを夢にまで見てしまった結果なのだと思います。
お互いに相手に夢中になっている時期が、一番バレやすいのです。
なので、私が思う、一番のリスク管理は「浮かれ過ぎない、落ち着いて」ということ(笑)
会いたい気持ち、LINEでお相手とつながりたい気持ち、大切なメッセージを削除したくない気持ち、とてもよくわかります。
だけどやはり、婚外恋愛においては「バレてはいけない」が最優先事項であることを忘れないでください。
お相手を大切に思うなら、自分の感情に背くことをしなければならないこともあります。欲求や願望を抑えなければなないときもあるんです。
お互いに、お相手のその気持ちを、ぜひ汲んであげてくださいね。決して「冷たい」「そっけない」「なんで会えないの」など、責めないで。
このあたり、気持ちの行き違いがないように、お互いにコミュニケーションをとることをサボらないようにしましょう。リスク管理に気を付けながらも、幸せな恋愛ができますように。
LESSON#17「婚外恋愛のリスク管理」まとめ □婚外恋愛はリスク管理に始まりリスク管理で終わる →配偶者にバレてしまえばせっかくの関係が初期化 →お相手に迷惑をかける可能性あり →家庭も仕事も崩壊する可能性あり □リスク管理の程度や内容は状況に合わせて人それぞれ □まずは「怪しまれない」ことが大切 →一度怪しまれると、配偶者は「監視の目」になる →バレるリスクが一気に高まる □日々の生活すべてがリスク管理の一環 →生活を変えない →義務はしっかり果たす □浮かれている時にバレやすい →冷静に気持ちを落ち着ける □冷静で慎重なお相手を思いやろう →あなたを大切に思うこそ |
先日『ゴダイゴ』を懐かしくて聴きまくったアラフィフ世代。
20数年間、真面目な主婦として過ごすも「人生の後半戦は恋愛で幸せになろう」と決心し、勇気を出し婚外恋愛に一歩を踏み出す。
愛し愛される歓びを実感し、同じ悩みを抱える女性を対象に恋愛カウンセラーとしての活動をスタート。
フォロワー数は、公式LINE 600、ラジオstandFM 1,200、アメブロ 400などで合計2,500以上
婚外恋愛についての明るく前向きな情報発信が支持され、40代・50代の既婚女性から絶大な人気を集める。2024年には自身初の著書が出版予定。
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⇒Instagram:服部あかね(healing40akane)
【過去の連載】
◎第1回 婚外恋愛のきっかけは男女で違う
◎第2回 婚外恋愛で幸せになるために必要な行動とは?
◎第3回 知らないとヤバい。男性と女性それぞれの「ココロの栄養源」
◎第4回 穏やかに長くお付き合いを続けていくために忘れてはいけない事
◎第5回 婚外恋愛カップルは記念日をどう過ごす?
◎第6回 保存必須!連休の乗り越え方
◎第7回 若いころの恋愛と同じ感覚で婚外恋愛してはいけない理由
◎第8回 実はみんな悩んでる?婚外恋愛デート代問題
◎第9回 男女の「求めるモノ」の違いが生む悪循環を断ち切るには?
◎第10回 既婚者マッチングサイトでお相手を選ぶ際の重要ポイントとは?
◎第11回 人生の変化を乗り越える「恋」にするために
◎第12回 一番簡単な「溺愛されるワザ」をお伝えします
◎第13回 初心者向け「婚外恋愛の始め方」と「マッチングの秘訣」前編
◎第14回 初心者向け「婚外恋愛の始め方」と「マッチングの秘訣」後編
◎第15回 婚外恋愛あるある!嫉妬との付き合い方
◎第16回 婚外恋愛は、相手を知りすぎないほうがいい?
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