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「DV夫から首を絞められた日々」婚外恋愛で「金持つ男性をおとすにはコツがある」——roséさん(52歳)のカタチ

roséさんのカタチ@婚外恋愛それぞれのカタチ
Healmate-Magazine

[連載]婚外恋愛、それぞれのカタチ

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2020年の日本家族計画協会の調査()によると、「浮気・不倫経験がある」と答えた男性は67.9%、女性が46.3%。2017年の調査結果、男性37.0%、女性24.4%から大きく増加している(同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めている)。

なぜ、彼(女)たちはパートナー以外と関係を持つのか。どう始まり、どう終わるのか。さまざまな背景を持つ「婚外恋愛の経験者」たちに、その実態を聞いていく。

今回は「25年つらい結婚生活に耐えて、今の彼氏と再婚を検討中」と語る、二児の母・roséさん52歳・女性)に話を聞いた。

夫のDVで「首を絞められた。土下座させられたこともある」

土下座させられたこともあるんです。あのときのことは、一生忘れません

静かな口調でそう語るのは、二児の母・roséさん(52歳)。大手総合商社で貿易を担当していた才色兼備な女性で、ミスコングランプリやレースクィーンの経験もある。

今の夫である3歳年下の医師と、2年間の交際を経て結婚したが……。

「婚約中から、彼にはモラハラ気質がありました。でも、すでに両家の顔合わせも済ませていて、親戚にも紹介していました。もう引き返せないと思って、そのまま結婚してしまったんです」

結婚後、夫の攻撃はエスカレートした。怒鳴る、罵る、無視するだけでなく、次第に身体的な暴力も加わっていった

夫に虐げられてきた日々

「首を絞められたこともあります。目の前が真っ暗になって、死ぬかと思いました。

夫は、自分が間違っていても絶対に認めない人。相手が折れるまで徹底的に攻撃してきます。“俺が正しい。お前は無能で無価値な人間だ”って、毎日のように言われていました。

家の中では常に緊張状態が続き、言葉を選び、空気を読み、逆鱗に触れないように生きてきました

30歳を過ぎたころ、夫が開業するタイミングで退職を求められた。商社でのやりがいある仕事も、キャリアも手放して、裏方に徹する日々が始まった。

「表向きは“医療法人の役員”ですが、実態は完全な主婦。会計や事務を手伝う程度で、社会とは断絶された生活を20年近く送ってきました」

“家庭”と呼ぶにはあまりにも冷たく、孤独すぎる空間。そんな日々を25年も耐えてきた彼女が、一歩を踏み出したのは、1年前のことだった。

既婚者専用マッチングアプリで「社会への扉がひらいた」

roséさんの元に、思いがけない“風”が吹き込んだのは、女友達との何気ない会話からだった。

「“弁護士の夫を持つ友人”が、『ヒールメイトっていうアプリがあるよ』と教えてくれたんです。最初は驚きました。そんな世界があるんだって。でも、同時にすごく惹かれたんですよね。誰かと話してみたい、つながりたいって

メッセージを返す。やりとりが始まる。気づけば、一通、また一通とメッセージを重ねる日々。視野が広がり、社会に向かって、次々と扉が開いていった。

「掲示板やグループチャット、オフ会にも参加しました。みんな、やさしかった。本当に、温かいんです。乾いていた私の心に、水がしみ込んでいくような感覚でした」

実際に男性と会うまでに、時間はかからなかった。

誰かと話してみたい

飲食店の社長、外国人の弁護士、開業医の彼らと「体の関係ゼロ」のお付き合い

ヒールメイトを通じて、これまでに6人ほどの男性と実際に会ったというroséさん。現在はそのうちの3人と、月に一度の食事を楽しむ関係が続いている。

実際に男性と会うとなると、やっぱり一線を越えるような緊張感がありました。でも、お会いしてみたら、皆さん本当に良い方ばかり

今お会いしている3人とも、体の関係はありません。会ってご飯を食べて、お話しするだけで十分癒されます」

一人目は、60代の飲食会社の社長。経営者らしい気配りと包容力があり、彼女を“とっておき”の名店に連れていってくれる。

「人に知られていない、だけどものすごく美味しいお店に連れていってくださって。自分が“特別な存在”として扱われているような気がして……嬉しかったですね」

誰にも知られていない美味しいお店

二人目は、日本で投資会社を経営する2歳年下の外国人男性。ニューヨーク州の弁護士資格を持ち、グローバルな視点と穏やかな物腰で、彼女の悩みに耳を傾けてくれる。

「奥様とは別居中だそうで、“新しい風を入れたい”とヒールメイトに登録された方。私の家庭状況もすべて話していますが、ジャッジされることなく、静かに受け止めてくれる存在です」

三人目は、40代の医師。現役の開業医で、同じ“医師の世界”にいるからこそ理解できる苦労もある。

「夫のモラハラについて話しても、『わかるよ、医者ってそういう人多いから』って。経験者だからこそ、信じられる部分がありました」

それぞれが、彼女にとって“居場所”になっている。家でもなく、仕事でもなく、ただ“自分でいられる”空間

「みなさん、何かを抱えているんです。私もそう。だから、お互いに欠けているものを補い合う関係なんですよね。こういう場があって本当によかったと思っています」

みんながそれぞれ家庭で悩みを抱えている

“恋愛”でも”友達”でもない、けれど深くあたたかいつながり。彼女はその関係性を、なにより大切にしている。

しかし、一か月前。そんな穏やかな婚外恋愛に、一石を投じる人物が現れた

「再婚して欲しい。僕の家に住まないか」という、資産家の彼

Aさんは、旧財閥系や華族とのつながりもあるという、資産家の男性。業界では有名な起業家とも親しく、「長者番付に載っていてもおかしくない」と思うほどの財力を持つ人物だった。

「その方から、『離婚して再婚してほしい。家を出て、自分のセカンドハウスに住まないか』と、はっきり言われたんです。

今まで婚外で出会ってきた3人の男性には、そんな気配はなかった。でも彼は違って、未来を具体的に描き、行動を起こそうとしてくるんです」

彼の希望で、roséさんの「味方」である娘さんとも、電話で会話済みだ。

「離婚を切り出したら、夫が何をしてくるか分かりません。役員報酬はもちろん止めるだろうし、調停にも応じないと思います。

それを伝えると、Aさんは『もめるといろいろ大変だから、財産分与や養育費など何も求めず、事を荒立てないでそのまま家を出たらどうか』と言ってくれたんです。

たしかに私の娘は予備校の寮に入っていて、息子は夫寄りなので、たしかに私が一人で出ればいいんですよね」

タワーマンション

そんな中、夫はroséさんの変化に「まったく気づいていません」と断言する。

「完全に“自分の所有物”だと思っているんでしょうね。“お前は何の価値もない人間だ”と毎日のように言われて、私はぼろ雑巾のように扱われていましたから」

長年、夫の支配下で“自分の気持ち”を封じてきたroséさん。そんな彼女の中に、初めて“自分の人生を選び直す”という選択肢が生まれた。

「Aさんの仕事現場に同行し、常連の店を一緒に回る約束をしています。彼の知人にも会うことになっているんです。

男性を簡単には信用できないけど、そういうことをしてくれると、彼の言葉には嘘がないように感じてしまうんですよね」

離婚の二文字が、現実味を帯びてきた今。roséさんは揺れている

金持ち男性をおとすコツ
「“思い通りにならない女”であれ」

次々とVIP男性に気に入られるroséさんは「彼らに気に入られるには、コツがある」と話す

「経営者や資産家の方って、ふだんは“自分の城”のなかで生きてるんですよ。だからこそ、自分のコントロールが及ばない存在に出会うと、逆に燃える。お金を持っている男性ほど、“思い通りにならない女”に惹かれるんです」

だから、自分の気持ちをすぐに明かさない。LINEの返信もあえて少し間を置く。誘われても、すぐに予定を空けたりはしない。

“あなたの思い通りにはならない”っていう姿勢を見せることが大事。もちろん、意地悪をしたいわけじゃないんですよ。でも、何でも“はいはい”と従ってしまうと、彼らはすぐに飽きてしまう

思い通りにならない女性でいることが大切

実際、彼女と出会った“別格の彼”も、そんな彼女のペースに自然と引き込まれていった。

さらに「婚外恋愛をする女性には、2タイプいると思うんです」と分析する。

「関係の“終わり”を意識して行動する人と、まったく考えない人。前者は、家庭がうまくいっていて、婚外をプライベートときっぱり分けています。

後者は、私みたいに“切り分け”ができなくて、再婚や未来まで考えてしまうタイプです」

自分がどちら側に立っているのかを知ること。それが、自分の身を守る第一歩になる。

一番大事なのは、“自分の大切なものを守ること”。自分の軸を持っていないと、誰かに飲み込まれてしまいます

そして、辛くなったら一度、婚外から離れてもいいんです。何より大事なのは、あなた自身なので」

そう語る彼女の瞳は、どこか力強い。 25年かけて奪われたものを、ようやく、自分の手で取り戻そうとしている

--誰かに支配される「ぼろ雑巾のようになっていた」日々から、ようやく自分を取り戻せるかもしれない。roséさんにとって“婚外恋愛”は、自由への第一歩だった。

過去は変えられなくても、これからの人生は変えられる。遅すぎることなんて、ひとつもないのだから。

※出典:【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ
https://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p12.pdf
(同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めているため注意)

<取材・文/綾部まと>


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