セックスレスの離婚率とは?離婚につながる主な原因と対処法を解説!

セックスレスの離婚率とは?離婚につながる主な原因と対処法を解説!
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夫婦間でセックスレスが続くと「このまま離婚につながってしまうのではないか」と不安を感じる人も多いのではないでしょうか。セックスレスは、離婚調停の申立て動機の1つとして実際に一定数を占めており、夫婦関係に深刻な影響をもたらすことがあります。当記事では、セックスレスの離婚率の実態から離婚の原因につながる理由、離婚を回避するための対処法まで詳しく解説します。

セックスレスの離婚率とは?

セックスレスの離婚率とは?

「セックスレスの離婚率」とは、セックスレスを主な原因として離婚に至った夫婦の割合を指します。ただし、離婚の背景には複数の要因が絡み合うことが多く「セックスレスだけが原因で離婚した」と明確に切り分けられるデータは現状ほとんど存在しません。

そのため「性的不調和」が申立て動機に挙げられた離婚調停の件数が、実態に近い数字として参考になります。ここでは、男女別のデータを確認します。

男女別に見るセックスレスの離婚率

裁判所の統計によると、離婚調停の申立て動機(複数回答)として「性的不調和」を挙げた割合は、夫で約10.5%(1,622件)、妻で約6.6%(2,862件)となっています。

原因
(総数)15,396件43,033件
性格が合わない9,233件(約60.0%)16,503件(約38.4%)
異性関係1,820件(約11.8%)5,743件(約13.3%)
暴力を振るう1,441件(約9.4%)7,690件(約17.9%)
性的不調和1,622件(約10.5%)2,862件(約6.6%)
浪費する1,764件(約11.5%)3,662件(約8.5%)
酒を飲みすぎる377件(約2.4%)2,479件(約5.8%)
病気629件(約4.1%)948件(約2.2%)

(出典:裁判所「令和6年司法統計年報3家事編」
/https://www.courts.go.jp/saikosai/vc-files/saikosai/toukei/toukei-pdf-12787.pdf

表の数字はあくまで複数回答の集計であり、申立て動機の割合です。上記の数字をそのまま「セックスレスによる離婚率」ととらえることはむずかしい点に注意が必要です。しかし、夫婦どちらにとっても無視できない割合を占めていることは確かで、セックスレスが夫婦関係に与える影響の大きさがうかがえます。

セックスレスが離婚の原因につながる理由

セックスレスが離婚の原因につながる理由

セックスレスが長期化すると、なぜ離婚に発展するケースがあるのでしょうか。セックスレスが離婚をもたらす背景には、身体的な問題にとどまらない夫婦間の心理・感情的な変化が関係しています。ここでは、離婚の原因につながる主な理由を解説します。

夫婦の心の距離が広がるため

スキンシップや性的な触れ合いは、夫婦間の親密さや絆を保つうえで重要な役割の1つです。セックスレスが続くと身体的な接触が減り、「パートナーと深くつながっている」という感覚も薄れやすくなります。夫婦としての一体感や愛情を感じにくくなることで、離婚を意識するきっかけになる場合があります。

不満やストレスが蓄積されるため

セックスレスの状態が続くと、パートナーへの不満や孤独感が精神的なストレスとして蓄積されていきます。最初は「仕方ない」と受け入れていても、長期間にわたって解消されない状況では、怒りや悲しみ、焦りといった感情が重なっていきます。

セックスレスについて話し合いを避けることで、不満をため込んだままになるケースも少なくありません。解決の糸口が見えないまま関係の修復がむずかしいと感じるようになれば、離婚を考えはじめるきっかけになります。

自信やプライドが傷つくため

パートナーに拒否される経験が続くことで抱きやすいのが「自分は魅力がないのではないか」「愛されていないのではないか」という感情です。このような感情は男女ともに起こりうることで、自己肯定感の低下につながる場合があります。傷ついた自尊心が修復されないままでいると、離婚を検討するきっかけになることもあります。

浮気や不倫につながる可能性があるため

セックスレスの長期化は、夫婦が外に感情的・身体的なつながりを求めるようになる主な原因の1つです。婚姻関係にあるままほかの異性と身体的な関係をもつと、法律上離婚が認められる「不貞行為」とみなされます。不倫や浮気が発覚した場合、夫婦関係の破綻をより深刻にします。

セックスレスを理由に離婚は認められる?

セックスレスを理由に離婚が認められるかどうかは「離婚の方法」や「婚姻を継続し難い重大な事由に該当するかどうか」など、複数の要素が関係してきます。協議離婚(夫婦の話し合い)であれば双方の合意で成立しますが、一方が拒否する場合には法律的な基準が問われます。ここでは、セックスレスを理由に離婚が認められるケースとそうでないケースを確認しましょう。

セックスレスを理由に離婚が認められるケース

調停・裁判での離婚には、民法770条1項に定める法定離婚事由への該当が必要です。セックスレスが「婚姻を継続し難い重大な事由」(同条1項5号)に該当すると認められる場合、離婚も認められる可能性があります。
(出典:民法 – e-Gov法令検索「民法」
/https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089#Mp-Pa_4-Ch_2-Se_4-Ss_2

具体的には、以下のようなケースが該当しやすいとされています。

  • セックスレスの期間が長く(数年単位など)、改善の見込みがない場合
  • 精神的DV・無視・生活費の不払いなど、ほかの問題も重なっている場合
  • パートナーがセックスレスの解消に向けた話し合いや努力を一切しない場合

セックスレスを理由に離婚が認められないケース

一方で、セックスレスがあっても離婚が認められないケースも存在します。たとえば、次のような状況では婚姻を継続し難い事由と判断されにくい場合があります。

  • セックスレスの期間が短い、または一時的なものと見なされる場合
  • 病気・出産・育児などを背景とした正当な理由がある場合
  • 夫婦関係全体としては良好で、生活上の問題がない場合

裁判上の離婚では、セックスレス単体で離婚事由と認めるには、それが婚姻の実態を損なう程度に深刻であることを示す必要があります。離婚を検討している場合は、弁護士などの専門家に状況を相談したうえで進めることをおすすめします。

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セックスレスによる離婚を回避する方法と対処法

セックスレスによる離婚を回避する方法と対処法

セックスレスによる離婚を回避するためには、夫婦間での話し合いやコミュニケーションの方法の工夫が大切です。問題を放置すると状況がより深刻になる可能性があるため、早めの対処が関係修復への近道となります。ここでは、セックスレスによる離婚を回避するために実践できる対処法を紹介します。

セックスレスになった原因を理解する

まず、セックスレスになった原因の把握が重要です。原因を理解せずに行動しても、根本的な解決にはつながりにくいためです。セックスレスの主な原因としては、仕事や育児による疲労・ストレス、ホルモンバランスの変化、パートナーへの気持ちの変化、身体的な悩みや不安などが挙げられます。

自分やパートナーがどのような状況にあるのかを冷静に振り返ることで、次のステップとなる話し合いや行動がより具体的になります。

夫婦で話し合いオープンに気持ちを伝える

セックスレスを解消するうえで、夫婦間の率直な話し合いは欠かせません。「傷つけたくない」「気まずくなりたくない」という気持ちから話し合いを避けていると、問題は解決されないまま蓄積されてしまいます。

話し合いの際は、相手を責めるのではなく「自分がどう感じているか」を中心に伝えることを意識するとよいでしょう。「最近距離を感じてさびしい」「夫婦関係をよくしたい」といった言葉は、攻撃的にならずに気持ちを伝えやすい表現です。

愛情や好意を素直に伝える

セックスレスが続く夫婦のなかには、日常のなかで愛情表現が少なくなっているケースも見られます。「好き」「ありがとう」といった言葉は照れくさく感じられることもありますが、パートナーへの気持ちを言葉にして伝えることは、関係の温かさを取り戻すきっかけになります。

感謝や好意を日ごろから言葉で伝える習慣をつくることで、夫婦間の雰囲気も柔らかくなっていくものです。「一緒にいて楽しい」「支えてくれて助かっている」といった日常的な言葉が関係の改善につながります。

日常のスキンシップを増やす

性的な関係の回復に向けた大きな一歩として、日常的なスキンシップを増やすことが有効です。握手や軽いハグ、肩に触れるといった身体的な接触は、互いに安心感や親密さを感じやすくします。いきなり大きな変化を求めるのではなく、無理のない範囲で取り入れることを心がけましょう。

一緒に料理をしたり並んでテレビを見たりといった何気ない時間の共有も、夫婦としての距離を縮めるうえで大切な要素です。なお、セックスレスや夫婦関係の改善がむずかしいと感じる場合は、夫婦カウンセラーなど専門家への相談も1つの選択肢です。

まとめ

*ここからPRを含みます。

セックスレスは、離婚調停における性的不調和として、男女ともに無視できない割合を占める問題です。離婚につながる背景には、心の距離の拡大、不満の蓄積、自己肯定感の低下、浮気・不倫のリスクなど複数の要因があります。離婚が認められるかは状況によって異なるため、離婚を検討する場合は弁護士への相談をおすすめします。

夫婦関係の悩みは身近な人に相談しにくく、一人で抱え込みがちです。パートナーとの関係を見つめ直すためには、自分の気持ちを整理できる場をもつことも大切です。同じような悩みをもつ既婚者と交流できる「ヒールメイト」を活用すれば、いまの気持ちや夫婦関係について考えるきっかけになるでしょう。

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