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「昔の彼女が忘れられない」婚外恋愛で「もう一度、恋がしたい」--大輝さん(43歳)のカタチ

「昔の彼女が忘れられない」婚外恋愛で「もう一度、恋がしたい」--大輝さん(43歳)のカタチ
Healmate-Magazine

[連載]婚外恋愛、それぞれのカタチ

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2020年の日本家族計画協会の調査()によると、「浮気・不倫経験がある」と答えた男性は67.9%、女性が46.3%。2017年の調査結果、男性37.0%、女性24.4%から大きく増加している(同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めている)。

なぜ、彼(女)たちはパートナー以外と関係を持つのか。どう始まり、どう終わるのか。さまざまな背景を持つ「婚外恋愛の経験者」たちに、その実態を聞いていく。

今回は「忘れられない女性がいる。もう一度、恋をしたい」と語る、二児の父である会社員・大輝さん43歳・男性)に話を聞いた。

かつては精神的な癒しだった妻、今は「同居人」

二児の父である会社員・大輝さん(43歳)にとって、妻はかつて心の拠り所であり、精神的な癒しを与えてくれる存在だったという。

「妻とは知り合って20年近くになります。当時は、一緒にいるだけで心が安らぎ、何でも話せる、そんな特別な存在でした」

5年後に結婚し念願の長男が、少し間をあけて長女が誕生。しかし、子どもたちの成長と共に、夫婦の関係には少しずつ変化が現れたと語る。

「子ども中心の生活になると、妻にとって僕は、夫というより父親、あるいは子育てを共にするパートナーという側面が強くなりました。もちろん、険悪なわけではありません。日常会話もありますし、協力し合って子育てをしています。

ただ、かつてのような、異性としてのドキドキや、深い精神的な繋がりは、いつの間にか薄れてしまったんです

三人目の子どもを望んでいた時期もあったという。妊娠まで至ったものの、残念ながら流産という結果に……。

「二人いるから、もういいかという気持ちになったのでしょう。それからは、夫婦生活もどこか作業的なものになってしまいました。『今日が排卵日だから、しよっか』と妻から告げられるだけで、そこに特別な感情やムードは一切ありませんでした」

大輝さんにとって、妻は大切な家族であり、子どもの母親。しかし、かつて感じていたような、恋愛感情やときめきは、日々の生活の中で影を潜めていったと話す。

「大きな不満があるわけではないのですが……。昔すごく好きだった彼女がいたこともあるのでしょうね。

心の奥底では、もう一度、かつてのような恋愛感情を味わいたいと強く願うようになっていったんです」

カカオトークで聞こえた魅力的な声

ボイスチャットをする男性

「車で片道3時間」の遠距離恋愛

妻との関係に寂しさを感じていた大輝さんは、スマートフォンアプリ「カカオトーク」のグループチャットに身を置いていたという。

「20代から50代まで、約60人くらいが参加しているグループチャットで、7~8割が男性でした。特に決まったテーマがあるわけではなく、みんなが好き勝手なことを話していました。ボイスチャット機能もあり、多い時には10人くらいで会話することもありました」

ある時、そのボイスチャットに、3歳年上のAさん46歳)という女性が入ってきたそうだ。

「Aさんの声が、とても魅力的に感じたんです。少しハスキーで、落ち着いた、そんな声でした。僕の声も気に入ってくれたみたいで、少しチャットでやり取りをするようになり、その後、個別のチャットに誘ってくれたんです」

他愛ない会話からはじまり、やがて、二人のフィーリングや考え方が近いことに気づいたという。

「特にエロい話をしていたわけではありません。お互いの日常のことや、好きなこと、考えていることなどを話していました。Aさんもお子さんがいる既婚者だということも、早い段階で知りました」

知り合ってから1ヶ月後、彼はAさんに会いに行くことを決意したそうだ。彼女の住む場所までは、なんと車で3時間ほどの距離だったのだとか……。

「もし会ってみて、お互いに違うと感じたら、お茶だけしてすぐに帰ろうと決めていました。でも、実際に会ってみると、チャットで話していた通りの、素朴で温かい雰囲気の人でした。『ああ、この声の人だ』と、不思議な安心感を覚えました」

そして体の関係を持つようになり、「体の相性は良かったです」と彼は当時を振り返った。

「こういう関係はやめたい」突然の別れ

Aさんと会う頻度は、月に1~2回。しかし、彼女は家を長く空けることが難しく、日帰りのデートがほとんどだったという。

そんな中、突然、Aさんから別れを告げられたそうだ。

「『祖母が病気になったことと、子どもの受験が重なって、しばらく会えなくなる。これを機に、こういう関係はやめたい』と連絡が来たんです。

仕方ないと思いました。寂しかったけれど、Aさんの状況を考えると、引き止めることはできませんでした」

既婚者は「トラブルになるんで」と拒否

スマホの画面を見つめる男性

Aさんとの別れから数ヶ月後、大輝さんは「ワクワクメール」に登録したという。

「以前から、ちょこちょこ登録しては、気が向けば会ってみる、ということを繰り返していました。ただ、ワクワクメールは独身の人がメインで、既婚者同士が会うことはあまりない雰囲気でした。『既婚者です』と伝えると、『トラブルになるんで』と言われることもありました」

彼が求めていたのは、体の関係だけではなかったと話す。Aさんとの関係で感じたような、精神的な癒しや繋がりを、潜在的に求めていたのだとか。

「特に年齢や体型にこだわりはありません。ただ、住んでいる場所は同じ県内であることを条件にしていました。

3~4人の女性と会ってみて、お茶から始まり、ドライブをしながらホテルへ、という流れが多かったですね。そのうち3人とは体の関係を持ちました」

しかし、長続きはしなかったと話す。唯一、体の関係を二回もった女性もいたそうだが……。

「恋人として付き合うという関係には発展しませんでした。何人かと気軽に遊びたいタイプの人だったのでしょう。徐々に連絡も減っていきました」

ヒールメイトへの登録、新たな出会いの予感

スマホの画面を見て微笑む男性

「ワクワクメール」での出会いに、どこか満たされないものを感じていた大輝さんは、既婚者専用マッチングアプリ「ヒールメイト」に登録したと話す。

条件は「同じ県内に住んでいること」のみ。その中で6歳年上のBさん49歳)と出会い、良い感触を得たという。

「その方とは、これまでに3回会いました。最初はご飯に行って、2回目はドライブデートをしました。二人で行きたい場所をメールや電話で話し合って、お互いの生活圏内ではない場所を選ぶようにしています。先日はドライブデートに行き、帰りにホテルに泊まりました」

ドライブデートかつ泊まるとなると、奥さんにバレそうだが……。

「奥さんと遭遇しないような時間帯を選んで会うようにしていますし、知り合いがいそうな場所には行きません。食事をする時も、個室を選ぶようにしています。移動中も、なるべく交通量の少ない道を選んでいます」

最初は敬語で話していたが、「タメ口でしゃべろう」と提案してくれたことも、嬉しかったそうだ。また、精神的な繋がりも感じているのだとか。

「その中で、今、良いと感じている彼女とは、考え方が似ていると感じています。連絡も頻繁にくれますし、会っていない時でも、『今日、こんなことをしていたよ』とメッセージを送ってくれるんです。

これまでの恋愛では、『干渉しないでほしい』と言われることが多かったので、彼女の気遣いがとても心地良いです

ただ、そんな彼女にも不満があるという。セックスにそれほど積極的ではなく、一度フィニッシュすると、少し休憩してからすぐに帰る……というパターンが多いそうだ。

「僕は何度もしたいし、体の相性もそれほどいいわけではありません。もしかしたら、また複数の女性と関係を持つかもしれませんね」

「忘れられない女性が…」失われた恋を求めて

専門学校時代の忘れられない彼女

大輝さんは婚外恋愛を始めてから「穏やかな気持ちで家族に接することができるようになった」という

「妻との間には、もう恋愛のようなドキドキはありません。子ども中心の生活を送る中で、お互いに安心感はありますが、異性としての感情は、正直なところ、薄れてしまっています」

彼の心には、今でも忘れられない女性がいる。専門学校時代に3ヶ月だけ強烈に惹かれ合った彼女の記憶が、心の奥底には鮮明に残っているのだとか。

「あの時みたいな、素晴らしい恋愛ができるなら。新たな出会いは諦めていません」

--かつての恋愛の記憶を胸に「もう一度、恋がしたい」という彼の姿は、遠い昔に忘れてきた何かを探している、純粋無垢な少年のように見えた。

※出典:【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイhttps://www.jfpa.or.jp/pdf/sexservey2020/JexSexSurvey_p12.pdf
(同調査では性風俗の利用も浮気・不倫に含めているため注意)

<取材・文/綾部まと>

綾部まと綾部まとライター、作家。明治大学法学部を卒業後、三菱UFJ銀行の法人営業、経済メディア「NewsPicks」で有名なユーザベースを経て独立。主に経済や恋愛について執筆。フランス在住。
X:@yel_ranunculus Instagram:@ayabemato
note:@happymother 

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