夫婦関係の再構築を成功させる3つの心構え!再構築が難しいケースやNG行動
夫とやり直したい
色々あったけど妻と再出発したい
夫婦としての時間が長くなるほど、感謝の言葉が減ったり、すれ違いが起きてしまったりするもの。
暮らしていくなかで色々な出来事が起き、裏切られたという方もいるでしょう。
しかし「なんだかんだ大切な人だから」「子どものためにも離婚したくない」などの理由で夫婦関係の再構築を望む方も多いです。
そこで本記事では、どのようなケースであれは再構築を望めるのか、どうやって再構築していくのかについて解説します。
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夫婦関係は再構築できる?
夫婦関係を再構築できる可能性はありますが、まったく元通りになるわけではありません。
なぜなら、以前とは状況も信頼度も異なるからです。
問題をなかったことにはできません。
「過去と同じような仲良し夫婦になる」のではなく、未来を見据え新しい関係を目指しましょう。
再構築が望めるケース
夫婦関係の再構築が望めるケースは、下記のとおりです。
- 愛情が残っている
- 本音で話し合える
- お互いに再構築を望んでいる
今後の夫婦関係に悩んでいる方は、まず再構築できる状態なのかどうか見ていきましょう。
愛情が残っている
相手に愛情が残っているなら、夫婦関係の再構築を望めるでしょう。
夫婦関係に問題を抱えていたとしても「嫌いになれない、良いところもある」という愛情があれば、再構築する原動力になるからです。
愛情があれば、夫婦関係の再構築に前向きになれます。
本音で話し合える
本音で話し合える関係性なら、夫婦関係の再構築を望めるでしょう。
夫婦関係が壊れた原因と向き合うためには、本音の話し合いが必要です。
お互いの深い部分を見せ合わないと、一時的に関係が戻ってもちょっとしたことで信頼関係が崩れてしまいます
ただ「もう傷つけることはしない」と反省するのではなく、なぜ傷つけるようなことをしてしまったのか、あなたはどんなことに傷ついたのか、深く話し合いましょう。
本音を言えない関係性は、お互いを信頼していないと言っても過言ではありません。
お互いに再構築を望んでいる
お互いに夫婦関係の再構築を望んでいれば、前向きに進められます。
同じ方向性を向いているのなら、お互い努力し、協力し合えるからです。
片方が「再構築したい」と思っていても、そう簡単には相手の気持ちを変えられません。
2人で夫婦関係を再構築したいと思っているからこそ、成功する可能性が高まります。
再構築が難しいケース
反対に、夫婦関係の再構築が難しいケースは下記のとおりです。
- 愛情がない
- 信用できない
- DV・モラハラがある
これらのケースに当てはまる場合、どうするべきなのか考えていきましょう。
愛情がない
相手に愛情がない場合、夫婦関係の再構築は難しいでしょう。
前述したとおり、愛情があれば不信感を抱いていたとしても、心のどこかでやり直したいという気持ちが残っています。
反対に愛情がないと、夫婦関係を再構築したいと思えません。
夫婦のどちらかが相手に愛情のない場合はかなり厳しい状態のため、根気が必要です。
信用できない
相手を信用できない場合、夫婦関係の再構築は厳しい状態です。
再構築を失敗に終わらせないためには、信用できる状態になるまでしっかり話し合うことが大切です
心の中で少しでも相手を信用できない気持ちがあると、優しさや思いやりを受けても、心は揺らいだまま。
ふとした瞬間にまた夫婦関係が壊れてしまうでしょう。
DV・モラハラがある
DV・モラハラがある場合、夫婦関係の再構築は難しいでしょう。
仮にあなたが被害を受けていて再構築を目指したいと思っていても、加害者側の言動は簡単に変わるものではありません。
また「自分が我慢していれば何とかなる」という考えは、攻撃をエスカレートさせてしまいます。
再構築以前に、あなた自身の身を守ることが最優先。
DV・モラハラがある場合は、お互い物理的に距離を置かざるを得ないこともあります。
再構築のための3つの心構え
再構築を目指したいのなら、下記の3つの心構えが必要です。
- 自分から変わる
- 相手に期待しない
- 相手の良いところを見る
相手に悪いところがあったとしても、自分にも少し非があったかもしれないと謙虚な姿勢になり、自分から変わりましょう。
相手を変えようとしても、相手は何も変わらないあなたを見て変わろうとは思いません。
自分から変わることで、相手もあなたを信用できるようになり、心が動かされます。
そのうえで、相手の良いところを見る癖をつけてください。
相手が原因で関係が悪化していたとしても、100%人間性が悪いわけではありません。
良いところを見ていくうちに、相手を許せるような心の余裕が生まれていきます。
夫婦関係を再構築する方法
実際に夫婦関係を再構築するためには、下記の方法を実践していきましょう。
- 再構築したいことを伝える
- 夫婦関係が悪化した原因を明確にする
- 今後の目指したい関係を共有する
- 日々の生活で誠意を見せる
「やり直したい」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
1.再構築したいことを伝える
まずは夫婦関係を再構築したいことを伝えましょう。
感情的になると溝が深まる恐れがあるため、冷静に話し合える環境を用意してください。
再構築するためには、あなたのやり直したいという意思をはっきりと伝えることが必要です。
2.夫婦関係が悪化した原因を明確にする
話し合える環境が整ったら、夫婦関係が悪化した原因を整理していきましょう。
なぜ、いつから夫婦関係が悪化してしまったのか明確にします。
相手を責めるのではなく、冷静に事実を整理することがポイント。
原因が明確になると、傷ついた理由や自分がどう悪かったのかなどがわかり、今後の行動に活かせます
3.今後の目指したい関係を共有する
状況が変わった今、昔と同じ関係に戻るというのは難しいです。
また同じような関係性だと、同じことが繰り返される恐れもあります。
これからの2人にとってどのような形がベストなのか話し合いましょう。
このように、昔と同じ関係に戻らずとも新しい夫婦の形を共有することで再構築の目指す先が見え、一緒に歩んでいくイメージをもてます。
4.日々の生活で誠意を見せる
目指す関係性が決まったら、再構築に向けてお互い誠意を見せていきましょう。
誠意の具体例は、下記のとおりです。
- 感謝の気持ちを伝える
- 2人の時間を作る
- すぐに結果を求めない
「掃除ありがとう」「お仕事お疲れ様」など、感謝の気持ちや労わる声かけを欠かさずにおこないましょう。
相手を気にかけている姿勢が伝わり、徐々に信頼が生まれます。
また忙しくても2人の時間を作って、コミュニケーションを取ることも大切です。
夫婦関係の再構築には時間がかかるため、すぐに結果を求めず、時間をかけて誠意を見せていきましょう
注意!再構築のNG行動
以下のNG行動で、夫婦関係の再構築が失敗する恐れがあります。
- 過去の話を蒸し返す
- いつまでも責め続ける
思わず感情的になってしまうこともあると思いますが、そこはぐっとこらえましょう。
過去の話を蒸し返す
過去の話を蒸し返してはいけません。
過去に裏切られたり、むかついたりした出来事をふと思い出し、無性に怒りがこみ上げてくることもあるでしょう。
しかし、勢いに任せて過去の話を蒸し返しても、何の解決にもなりません
せっかくそれまで夫婦の話し合いが上手く進んでいたとしても、台無しになってしまう可能性もあります。
本来の目的は夫婦関係の再構築。
過去の話を蒸し返して怒るのではなく、過去を反面教師としてこれからどうしていくのか、前に向かう話し合いにしていきましょう。
いつまでも責め続ける
相手をいつまでも攻め続けるのも、夫婦関係を再構築するうえでNGです。
なんでいつもそうなの?
あなたがそんなんだから、こっちもイライラするんだよ
一度相手の嫌な部分が見えると些細なことまで気になり、思わず口うるさく言ってしまいがちです。
あなたが言いたくなる気持ちもわかりますが、相手はストレスが溜まるばかりで、精神的に追い詰められてしまいます。
また夫婦関係の再構築に前向きではなくなってしまうため、いつまでも責め続けるのはやめましょう。
夫婦関係の再構築に関するよくある質問
ここでは、夫婦関係を再構築するうえでよくある質問をまとめました。
疑問を払拭し、再構築に向けて準備していきましょう。
Q.再構築にかかる時間はどのくらい?
A.再構築にかかる時間は「何日」とは言い切れません。
夫婦によって関係の溝の深さは違い、お互いの気持ちに寄り添っていくためには時間がかかるからです。
なかには「再構築は無理」と1回の話し合いで諦めてしまう人もいるでしょう。
努力を結果として感じ始めるタイミングも人によって違うため、今の関係性や夫婦の性格によっても再構築にかかる時間は人それぞれです。
Q.再構築したいけどフラッシュバックが辛いときは?
A.相手の裏切りや不誠実な態度がフラッシュバックして辛いのなら、相手にその気持ちを冷静に伝えましょう。
自分だけで考えていると、ぐるぐると頭の中で悪いことばかり考えてしまい悪循環になります。
とくに女性の場合「夫に察してほしい」という気持ちから、感情を伝えない人もいます。
しかし、男性は察することが苦手なので、直接言わないと伝わらないことがほとんどです。
こんなこと言ったら嫌われてしまうかも
と思ってしまうかもしれませんが、自分の気持ちを伝えないと今の状態は変わりません。
落ち着いた態度で、あなたの気持ちを伝えてみてくださいね。
Q.相手が話し合いに応じてくれないときは?
A.相手が話し合いに応じてくれないときは、第三者を入れて話し合うと前に進む可能性があります。
両親やカウンセラーなど、第三者が介入することでお互い自分の気持ちが話しやすくなり、素直になれるでしょう。
夫婦2人で話し合うと、どうしても本音が言えなかったり、感情が高ぶって衝突したりして話し合いがうまく進まないケースも多いです。
夫婦関係を再構築するには時間が必要です
本記事では、夫婦関係が再構築できるかどうかや、再構築するための方法を解説しました。
愛情をもってお互い再構築を望み、本音で話し合える関係性であれば再構築を望めるでしょう。
ただし、一度壊れてしまった関係を取り戻すことは難しく、昔の関係には戻れません。
どうすればよいのかと悩むこともたくさんあるでしょう。
夫婦関係の再構築は同じ立場でないとわかり合えず、簡単に相談できないもの。
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