夫婦関係・セックスレス

「手遅れかも」今から夫婦関係を修復させる3ステップとNG行動

ヒールメイト編集部 高橋
ゆり
ゆり

ずっと会話がないけど、もう手遅れかな

さとし
さとし

離婚せず、なんとか夫婦関係を修復したい

結婚生活が長くなると、さまざまな壁にぶつかります。
そのうち関係がこじれてしまい「もう修復できないかも…」と思う方もいるでしょう。

状態によっては確かに手遅れに近い場合もありますが、少しでも情があったり、協力し合う気持ちがあったりすれば修復を目指せます。

そこで本記事では、夫婦関係の修復が手遅れに近いサインや、修復を目指す3つの手順について解説します。
修復を目指すために大切な心構えも紹介するので、本記事を読んで修復の準備を整えていきましょう。

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【夫婦関係】手遅れが近いのサイン3つ

夫婦関係の修復が手遅れに近い3つのサインは、下記のとおりです。

  • 会話がない
  • 避けられる
  • 別居期間が長い

「手遅れかも…」と思いつつも修復したいと望んでいる方は、まず手遅れのサインがないかチェックしてください。

会話がない

顔を合わせても会話がないのは、相手に無関心な状態のため手遅れに近いでしょう。
また顔を合わせるだけでイライラして怒号が飛び交う状態も、愛情がないサイン。

このような状態だと、お互いの悪いところばかり目がいくようになってしまいます。
会話がない状態から無理に話そうとすると、かえってケンカになってしまう可能性も。

同じ空間にいるにもかかわらず話さないのは、夫婦関係の修復が手遅れに近いサインです。

避けられる

目も合わせない、触れようとするとよけられるなど、避けられるのは相手があなたを拒絶しているサイン。
悪化すると、寝室も食事も別、家にいるのかもわからないような状態になってしまいます。

結婚当初は仲の良かった夫婦でも、日々の積み重ねでどちらか一方が「もう無理」となってしまい、気づいたときには「最後に目を合わせたのっていつだったけ?」となることも少なくありません。

家庭内別居のような状態が日常になれば、夫婦関係の修復は手遅れに近いでしょう。

別居期間が長い

別居が半年を超え、連絡を取り合うこともなくなると手遅れに近いです。
別々に住んで別れている状態に慣れたり、寂しさのあまり恋人を作ったりしている可能性もあります。

みはる先生
みはる先生

復縁を目指すなら、別居は1ヶ月程度にするのがポイントです

別居期間が長くなると、気持ちが離れやすくなります。
また、出て行ったほうは戻りにくくなり、戻りたいと思っていても言い出しにくい雰囲気になってしまうでしょう。

別居からの復縁について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

もう手遅れ?修復の余地がある?

「もう手遅れかも…」と思っていても、下記の状態なら改善の余地があります。

  • 情が残っている
  • 冷静に話し合える
  • お互い協力し合う意思が残っている

恋愛感情がなかったとしても、家族として大切に思っていたり、相手を気にかける心が残っていたりするなら、関係を修復できる可能性があります。
夫婦関係を修復するうえで、相手を思う気持ちは不可欠だからです。

感情的になってしまうと関係は悪化する一方ですが、冷静に話し合えるならば解決策を導き出せるかもしれません。
また、お互い協力して夫婦関係をよくしたいと思っている場合、いつでもやり直せる可能性はあります。

修復を目指すなら、ご紹介した状態かどうか確認してみてくださいね。

【手遅れになる前に】修復を目指す3つの手順

もし改善の余地がありそうなら、手遅れになる前に下記の手順で修復を目指しましょう。

  • 状況を整理する
  • 「修復したい」気持ちを伝える
  • お互いに歩み寄り、気遣い合う

夫婦関係を修復したい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.状況を整理する

闇雲に動いても修復は難しいため、まず今の状況を整理しましょう。
状況を整理する方法としておすすめなのは、下記のように相手との接点を書き出してみることです。

  • 挨拶ができる
  • 子どもがいるときは会話がある
  • 会話はないが共通の趣味がある
  • 会話はないが夕食を一緒に食べる
  • 顔を合わせて話さないがLINEなら話せる

今できていることは、夫婦関係を修復するうえで突破口になります。
その突破口を増やすことで、少しずつ修復するのを目標にしましょう。

例えば、夫の夕食を作らず、自分と子どもの分だけ作っていたとします。
そのような状況で突然「これからはあなたの分も作るね。一緒に食べよう」と言われても「今までほったらかしにしていたくせに、なんだよ」「そっちが俺を遠のけたくせに」と反発される可能性は高いでしょう。

反対に、会話はないけれど夕食を一緒に食べる状態なら、夕食の時間に会話のきっかけを作れば自然に会話を増やしていけます。

このように、今できていることを突破口するのが関係修復のカギとなります。

2.「修復したい」気持ちを伝える

状況を整理したら、話し合いの場を設けて「修復したい」気持ちを伝えましょう。

ゆり
ゆり

私たち、何が原因でこんな状況になったのかな

さとし
さとし

俺はこう思うけど、ゆりはどう思う?

ゆり
ゆり

そうなんだね

私はこう思ってた

このように、原因や不満、相手は何を考えているかなどについて冷静に話し合ってください。
お互いが「修復しよう」という気持ちになったら、状況の整理でリストアップした突破口から、今後どのように接点を増やしていくか決めていきます。

話し合う際は、感情的にならないことが大切。
相手に期待したり、自分の意見や価値観を押し付けようとしたりすると感情的になりやすいです。
相手には相手の価値観があると理解したうえで、話し合いに臨みましょう。

3.お互いに歩み寄り、気遣い合う

腹を割って話し合い、今後修復する方向性が決まったら、実際に新しい生活を始めてみましょう。

この際、相手に期待しないのがポイント。
期待すると、できなかったときに裏切られたと感じたり、イラついたりしてしまうからです。

期待はせず、歩み寄ってくれている気配を感じたら、感謝の言葉を伝えるように気遣い合ってください。

みはる先生
みはる先生

「ありがとう」と言われて嫌な人はいません
「そんなことはやって当たり前」と思わず、感謝の気持ちをきちんと言葉にして伝えましょう

夫婦関係を修復するときのNG行動

修復を目指す3つの手順をおこなったとしても、以下のNG行動をすると努力が水の泡になってしまいます。

  • 意見を押し付ける
  • 相手を否定する
  • 自分を責めすぎる

NG行動を避ければ、夫婦関係を修復できる可能性が高まるでしょう。

意見を押し付ける

自分の意見を押し付けると、夫婦関係の修復はうまくいきません。

あなたが夫婦関係を修復したいと思っていたとしても、配偶者も同じ気持ちとは限らないです。
無理に話し合おうとすると逆効果になるため「修復したい」と気持ちを伝える際に、しっかりと相手の気持ちも聞きましょう

相手が修復したいという気持ちでないなら、なぜなのか理由を聞いてください。
回数を重ね、お互いの気持ちをすり合わせていくことで気持ちの変化が出てくる可能性があります。

相手を否定する

修復を試みても、すぐにはうまくいかないものです。
たとえ思っていた計画どおりにいかなくても、相手を否定しないでください。
否定すると相手のモチベーションが下がるうえ、またケンカが勃発して夫婦関係が悪化する恐れがあります。

思っていたのと違う行動をされても、相手のことは否定せず、広い心で受け入れましょう。

どうしてもイラついてしまうときは、否定する発言をグッとこらえ、深呼吸して一息つくだけでも感情が落ち着きます。

自分を責めすぎる

自分を責めすぎると、夫婦関係の修復どころか離婚に至ってしまう可能性があります。

夫婦の関係を良くするためには、反省してこれからどうすべきか考えることが大切です。

しかし

ゆり
ゆり

私がいけないんだ

さとし
さとし

こんな自分と結婚して相手は幸せなのか

など、自分を責めすぎると、前向きに夫婦関係の修復を考えられなくなってしまいます。

また、相手もあなたが必要以上に自分自身を責めている姿を見て「私があんなふうにさせてしまったのかな」と巻き込んでしまうこともあるでしょう。

お互いに原因があって夫婦関係がこじれてしまったのなら、2人で話し合って解決していく気持ちが大切です。

夫婦関係の改善を目指すときの心構え

夫婦関係の改善を目指すときには、下記の心構えも大切です。

  • 修復には時間がかかる
  • 息抜きする時間を作る

これらの心構えがあると、改善していくなかで焦ったり、イラついたりする気持ちを抑えられるため、夫婦関係の修復が前向きに進むでしょう。

修復には時間がかかる

夫婦関係の修復は、年単位の時間がかかる可能性があると覚えておきましょう。

夫婦関係が悪化する要因として、価値観のズレがあります。
価値観は幼いころから今にかけて、数十年にわたり形成されるものです。
そのため、合わない部分を把握したところで、すぐに合わせられるものではありません

数ヶ月、関係が変わらなくても焦らないでくださいね。

息抜きする時間を作る

修復を目指し頑張りすぎると、ストレスが溜まります。
相手にぶつけると、そこからさらに関係が悪化する恐れがあります。

そのため適度に息抜きをして、ストレスを溜め込まないようにしましょう。

みはる先生
みはる先生

例えば友人と遊んだり、セカンドパートナーと悩みを共有し合ったりなど、家庭の外で息抜きすると気分がより晴れるでしょう

夫婦関係の修復が難しいときは?

さとし
さとし

うちは会話がまったくないし、もう無理なのかも

夫婦関係の修復が難しい状況であっても、コミュニケーション不足が原因ならまだ望みがあります

もし離婚したくないと思うなら「おはよう」「おかえり」などの挨拶から会話を始めて、少しずつコミュニケーションを増やしていきましょう。
挨拶をきっかけに会話が広がるようになるため、諦めずあなたから挨拶してみてください。

もし離婚を視野にいれている場合も、いきなり離婚ではなく、別居の選択肢もあります。
別居することで、夫婦関係をどうしていきたいのか、お互い冷静になって考えられるでしょう。

離婚する場合、相手が同意するかしないかで離婚に至るまでの過程が異なります。
相手が同意しないと最終的に離婚調停に移行して進めることになるため、離婚原因の証拠を集めておくなどの準備が必要です。

手遅れになる前に、諦めずに向き合いましょう

本記事では、どのような状態だと夫婦関係の修復が手遅れに近いのか、どうやって修復していくのかなどについて解説しました。

ゆり
ゆり

もう手遅れかも…

と1人で悶々と悩んでいるうちに、どんどん時間は過ぎてしまいます。
まだ情があり、お互い協力し合える状態なら修復できる見込みはあるため、本記事で解説した手順と心構えを参考に一歩踏み出してみましょう。

ただし、夫婦関係の修復には年単位の時間がかかる可能性があります。
ストレスが溜まってしまうため、息抜きしながら焦らずやっていきましょう。

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