Lesson#24
【最終回】婚外恋愛は人生のご褒美

既婚者同士の恋愛（婚外恋愛）で、お相手から溺愛される秘訣を教える「オトナの溺愛塾」、今回が最終回となります。

多くの読者さまに共感していただき、幸せな気持ちで連載させていただいただけたこと、改めて感謝いたします。

連載後は、個別でのご相談を承りますので、ヒールメイトさんからのお知らせもご確認くださいね♡

今回は最終回ということもあり、あなたが婚外恋愛に対して抱いている罪悪感が少しでも軽くなるお手伝いができればと思って書きました。

この記事があなたのお役に立てれば幸いです。

婚外恋愛は罪悪感との闘い？

癒しの扉を開いたはずが

現実に疲れて心のアンダーグラウンドへ

「マッチングサイトでのお相手探し、その目的は？」と聞かれたら、人によって様々な答えが返ってくると思います。

とりあえず性欲の解消がメインの人もいれば、「人生最後の本気の恋がしたい！」という方もいます。また、離婚＆再婚を目指して第２のパートナーを探す人もいるでしょう。

でも、婚外恋愛で求めるものは？と聞かれたら…

「癒しが欲しい」というのが大多数の答え（男性はほとんどそう）だと思います。

それほど、私たちは現実に疲れ、擦り切れているんですよね。

この世は、生きているだけで色々なものを背負わされる「イカツイ世界」です。

真っ正面から挑んだら、そりゃ大変なものなんです。

第20回の記事でもお話しましたが、真面目な人ほど、キツイ現実からの逃げ場がなくって、苦しい思いをします。

そして、どうしようもなくなって、「心のアンダーグラウンド」に逃げ込むことになる。

最初は罪悪感との戦い

でも、

やっと見つけた癒しの世界にも関わらず、実はそこで罪悪感と戦っていたりします。

普通の道徳観念があれば、「パートナーがいるのに、内緒で他の異性と恋愛をしている」ってことに対して多少なりとも罪の意識があるのが普通ですよね。

ライブ配信などでお客さまに直接聞いてみましたが、婚外恋愛「し始めのころ」に、特に強めの罪悪感を抱くことが多いようです。

不安や迷い、怖さなどがある時期ですので、それも頷けますよね。

そしてその罪悪感も、お相手との愛が深まると、「この出会いは必然だ」「運命の相手と出会えた」と感じて、少しずつ軽くなっていく傾向にあるようです。

ただ、愛が深まる前に、罪悪感に苦しんで、お別れしてしまったというお話もお聞きします。

自分の家族や、お相手の家族に対する罪の意識…。

男性は特に、罪悪感が強めなので、一人で悩んでしまう人も多いようですね。

婚外恋愛って悪いことなの？

そもそも、婚外恋愛って悪いことなのでしょうか？

結婚という契約を交わしたパートナーがいるのに、恋愛をするというのは、まだ世間では認められていないかもしれません。

だけど、婚外恋愛のお相手に癒されて、元気になって、家庭も仕事もうまくいくようになる。

そう考えると、世間が非難するほど悪いことではないと思うのです。

服部あかねが婚外恋愛に足を踏み入れたきっかけ

ここで、私自身の話をさせてくださいね。

私が婚外恋愛に足を踏み入れたのは、愛犬の死により、メンタルが闇に落ちてしまったことがきっかけです。

この時期、私は体調不良により仕事を辞めたばかりだったということもあり「私にはもう何もない」「生きていても仕方がない」くらいメンタルがダウンしていました。

そんな中、友人が勧めてくれたのが「恋愛」でした。

彼女は「モテ感味わってリフレッシュしておいで」というような気軽な気持ちで既婚者合コンを勧めてくれたのです。

私は、そのまま素直に、既婚者合コンに行きました（笑）

そして人見知りが強い私には、既婚者合コンよりもマッチングサイトが向いていることに気づき、サイトに登録。ままトントン拍子に、運命の彼に出会い、今に至ります。

闇の淵から救い上げてくれたのが、彼との出会いだったのです。

彼に出会って救われた

彼と出会わなければ、私は今この世にいなかったかもしれません。

そんな風に、私を救ってくれた婚外恋愛は「悪」ですか？

世間でたたかれるほど、悪いことだと思いますか？

私のお客さまには、旦那さまから言葉でのDVや、経済DVを受けている方もいらっしゃいます。それでも、すぐに離婚できるものでもなく、耐え忍ぶ毎日。

そんな中、マッチングサイトで知り合った優しい彼に癒されて、なんとか毎日を生き延びているという女性もいるのです。

この女性は、本当に「悪いことをしている人」なんでしょうか？

そして、この女性に優しく愛を注いでくれている男性は「悪者」なんでしょうか？

「正しい」人が幸せになるのか？

「正義」や「悪」は、絶対的なものではありません。

国によって法律が異なりますので、「この国では罪にならないけど、あの国では罪になる」というようなことがありますよね？

「屁理屈だ」「正当化しているだけだ」という方もいらっしゃるでしょうが。

戦時中には、殺人さえも「正義」になるんですよ。

それほど、「正義」と「悪」と一概に区分けできるものではないのです。

「正義」の反対は、「もう一つの正義」だったりもします。

私たちは、誰かの言うことを聞いて、真面目にやっていれば幸せになると言われて育ちました。

だけど、今や世の中の流れが変わってきています。

もう、誰かの言うことを聞いて、世の中に合わせて、空気を読んで、真面目にやっていれば幸せになる時代ではありません。

自分の人生を、自分で決められる人が、幸せをつかむ世の中になってきています。

「自分がどうしたいか？どうありたいか？」を自分で知り、

自分の頭でちゃんと考え、自分の責任で進む道を選択していく。

それ以外に、あなたが幸せになる道はないんです。

婚外恋愛は、人生のご褒美

選んだ道を正解にしていく

私たち優等生出身者（第20回の記事参照）は、「正解を選ぼう」としてしまいます。

「間違いたくない」という意識も強いです。

婚外恋愛のご相談でも「私のやり方、合っていますか？」と聞かれることがあります。

正解か、不正解か？それは、長い目で見ないとわからないことも多いです。

その時は、間違った道を選んだかもしれないと思っていても、後から「あの時、あっちを選ばなくて良かった」という事もありますよね？

一見、どんなにネガティブに思える出来事でも、

「あの時、あの出来事があったから、今があるんだ」と思うことだって、あるはずです。

置かれている状況や環境も様々で、ロールモデルのない婚外恋愛。

不安や迷い、怖さがあるのは、わかります。

だけど、

あなたが選んだ道を「正解」にしていきましょう。

未来はこれから作られます。

あなたが選んだ婚外恋愛という道を、ぜひ正解にしていってください。

私だって、あの時、闇落ちしていなければ、彼と出会っていなければ、

この「服部あかね」は存在しなかったんです。

恋愛に関してこんなに才能があるということも、文章のセンスがあることも、わからないまま、普通の主婦として埋もれていたでしょう。

イヤな旦那と「こんな生活イヤだ」と思いながら過ごし、ただ消費するだけの毎日を送っていたかもしれません。

婚外恋愛は、あなたが、勇気を出して飛び込んだ道でしょう？

リスクを背負って、覚悟をもって飛び込んで世界でしょう？

あなたの選択を正解にしていきましょう。

今まで色々なことを頑張ってやり遂げてきたあなたなら、できます。必ず。

自分が一番の自分の味方になる

記事の最初のほうで罪悪感のお話をしましたが。

罪悪感は、自分で自分を「お前は悪い奴だ」と責める行為です。

だって、誰も直接あなたに「お前は悪いことをしている」って、言ってないですよね？

自分で自分に、言ってるだけでしょう？

「もしバレたら」と仮定して考える方もいらっしゃいますが。

まだバレていませんよね？

起こってもいないことを妄想して自分を責めるのはエネルギーのムダ遣いです。

それって、幸せになりたいと願うあなたにとっては、逆効果だと思いませんか？

自分で自分を責めるなんて、一番しちゃいけないことなんです。

考えてみてください。

あなたが今までどれだけ頑張ってきたか？あなたが一番よく知っているはずです。

あなたがどれだけ苦しんできたのか？どれだけ傷ついてきたのか？あなた自身が一番わかっているでしょう？違いますか？

あなたのそばで、いつでも全力であなたを守り、励まし、共に伴走してきたのは、あなた自身なんです。

だからね。

あなたの一番の理解者、一番の味方は、あなた自身なの。

気が付いてください。

普通の道徳観念があれば、多少の罪の意識は感じるかもしれませんが。

それでも、あなた自身に対しては、優しい言葉をかけてあげて欲しいと思います。

あとは、ご褒美だけの人生だ

あなたが４０代、５０代だとしたら。

人生１００年だとしても、すでに半分終わっています（笑）

人生の後半戦を、どう生きていきたいですか？

今まで精一杯生きてきた。結婚して家族に尽くしてきた。

仕事にも身を捧げてきた。

だけど、もう自分のために生きていきたい。

そんな気持ちを持つ方も多いのではないでしょうか？

私が５０歳を迎えた時に、地元の親友がこんなことを言ってくれました。

「５０周年だね！あとは、おまけだよ。ご褒美の人生だよ。好きに生きていこうよ」

ステキな言葉をプレゼントしてもらったなぁと、今でも思います。

そうです。

人生の後半戦は、前半戦を頑張って生きてきたあなたへのご褒美。

「おまけ」なんです＾＾

その「おまけ」を恋愛で彩ることができるなんて。

大好きなお相手とともに癒し合い、支え合いながら年をとれるなんて。

まさに「ご褒美」ではありませんか？

婚外恋愛に関しては、世間は色々言うでしょう。

でも、言わせておけばいいのです。

あなたの人生です。あなたが天に還る時、後悔しなければいいんです。

人生後半戦とお伝えしましたが、実際はあと半分もあるかどうか？誰にもわかりません。

思ったよりも、短い人生かもしれません。

だからこそ、あなたの選んだ道を、正解にしていきましょう。

必ず幸せになりましょう。

そう思えば、そうなります。

あなた自身を味方につけて、人生後半戦、走っていきましょうね。

私も共に走りながら、応援しています＾＾

この連載を読んでくださった皆様、関わってくださったすべての方へ感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　2024年8月　服部あかね

【過去の連載】
◎第1回 　婚外恋愛のきっかけは男女で違う 
◎第2回 　婚外恋愛で幸せになるために必要な行動とは？
◎第3回 　知らないとヤバい。男性と女性それぞれの「ココロの栄養源」
◎第4回 　穏やかに長くお付き合いを続けていくために忘れてはいけない事
◎第5回 　婚外恋愛カップルは記念日をどう過ごす？
◎第6回 　保存必須！連休の乗り越え方
◎第7回 　若いころの恋愛と同じ感覚で婚外恋愛してはいけない理由
◎第8回 　実はみんな悩んでる？婚外恋愛デート代問題
◎第9回 　男女の「求めるモノ」の違いが生む悪循環を断ち切るには？
◎第10回  既婚者マッチングサイトでお相手を選ぶ際の重要ポイントとは？
◎第11回  人生の変化を乗り越える「恋」にするために
◎第12回  一番簡単な「溺愛されるワザ」をお伝えします
◎第13回  初心者向け「婚外恋愛の始め方」と「マッチングの秘訣」前編
◎第14回  初心者向け「婚外恋愛の始め方」と「マッチングの秘訣」後編
◎第15回  婚外恋愛あるある！嫉妬との付き合い方
◎第16回  婚外恋愛は、相手を知りすぎないほうがいい？
◎第17回 婚外恋愛のリスク管理ってどうしてる？
◎第18回 マッチングサイトで「運命の出会い」を果たすためには？
◎第19回 婚外恋愛で初めて体の関係を持った後も良いお付き合いを続けるためには？
◎第20回 婚外恋愛は「傷ついた優等生たち」の世界
◎第21回 男女のすれ違いは「視点の違い」から起こる
◎第22回 婚外恋愛で苦しくなるのは役割演技のせい？
◎第23回 「刺激」を上手に使って理想の婚外恋愛を叶えよう

※毎週金曜日アップの連載です。どうぞお楽しみに！

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